インスタント・ウイスキー?
かつて、戦中戦後の物資不足時代には、エチル・アルコールをうすめ、それに、茶の煮出し汁、サッカリンを加え、仕上げにグリセリンを混ぜて、インスタント・ウイスキーを作ったという例がありました。
もっとも、今でも、これによく似たウイスキーはありますが・・・。
ジエチレン・グリコールの利用と基本的によく似ています。
同じく、戦中戦後の時代に考案され、普及された、エチル・アルコールを大量に加えて3倍に増やすことを可能にする清酒の作り方が、文字通り三倍増醸ですが、これが戦後50年を経た現在でも清酒の世界で堂々と通用しているのは不思議な現象です。
他の食品、例えば醤油の世界で塩水を加え、色、味、香りをつけて三倍の「醤油」を作ったとしたら、誰もこれを醤油とはいわないし、買い手もつかないでしょう。